ヘパロックはいけないのか?? [医学関連]
ヘパロックという言葉があります。ヘパコという所もあるそうです。以下のようなロックンロールとは関係ありません。
正式にはヘパリンロックあるいは固定です。点滴にヘパリンや生理食塩水を使って固定すると言う処置です。例えば、1日3回抗生物質を点滴するとします。1回30分ぐらいの点滴です。すると、他に点滴が必要なければ、1日のうちたったの1時間半しか点滴をしません。毎回針を血管に刺して、終わったら抜くというのが理想ですが、1日3回刺される患者さんも痛いですし、血管が細い人などは1日3回どころか30回ぐらい刺されるかも知れません。点滴を入れる看護師さん達も大変です。
よって、一度針を入れたら、ある程度の長さの点滴回路をつないだままテープなどで固定しておき、使う時だけ、そこに点滴を流すと言う方法がとられます。そうすれば、毎回針を刺される痛みを体験しなくてもいいです。
しかし、そう言う場合、そのままにしておくと、点滴回路が血液で詰まってしまう可能性があります。その為に、点滴回路にヘパリンという血液を固まらなくする薬を混ぜておくのです。それがヘパロックという処置です。
良いことばかりではなく、感染が発生したり、結局詰まってしまったりと言う事もあり得ます。
また、最近は、ヘパリンは不要で、生理食塩水だけでもいいと言われてます。こちらの文書をご覧ください。
夏井先生のページにも考察があります。
こちらの感染症学会のページにも色々載っています。
今回は手抜きです、、、、、、、たぶん。
正式にはヘパリンロックあるいは固定です。点滴にヘパリンや生理食塩水を使って固定すると言う処置です。例えば、1日3回抗生物質を点滴するとします。1回30分ぐらいの点滴です。すると、他に点滴が必要なければ、1日のうちたったの1時間半しか点滴をしません。毎回針を血管に刺して、終わったら抜くというのが理想ですが、1日3回刺される患者さんも痛いですし、血管が細い人などは1日3回どころか30回ぐらい刺されるかも知れません。点滴を入れる看護師さん達も大変です。
よって、一度針を入れたら、ある程度の長さの点滴回路をつないだままテープなどで固定しておき、使う時だけ、そこに点滴を流すと言う方法がとられます。そうすれば、毎回針を刺される痛みを体験しなくてもいいです。
しかし、そう言う場合、そのままにしておくと、点滴回路が血液で詰まってしまう可能性があります。その為に、点滴回路にヘパリンという血液を固まらなくする薬を混ぜておくのです。それがヘパロックという処置です。
良いことばかりではなく、感染が発生したり、結局詰まってしまったりと言う事もあり得ます。
また、最近は、ヘパリンは不要で、生理食塩水だけでもいいと言われてます。こちらの文書をご覧ください。
夏井先生のページにも考察があります。
こちらの感染症学会のページにも色々載っています。
今回は手抜きです、、、、、、、たぶん。
46歳、新人看護師。神奈川県立の看護大学卒業後、4月に二次救急の100床規模の民間病院に就職しました。実習では本当に教科書、理論に沿って勉強でしたが、現実の職場となると驚くことが多い毎日です。
バルーン挿入時にまだ攝子でバルーン挿入しろという先輩がいたり、
へパロックより生食がいいなど先輩によっては教え方がいろいろです。
最新の知識にアップデートできている人ばかりではないことを実際の臨床にでて感じている毎日です。
点滴の溶解するものが異なる理由がわからず、調べていたら、先生のサイトにヒットしました。細かいことがいろいろわからないのですが、日々の業務を覚えることでいっぱいいっぱいになりがちですが、時間の許す限り、根拠、理由をしっかり調べて基礎を身につけていきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
by ばく (2014-07-27 23:59)
ばくさん、コメントありがとうございます。
何と私と同じ年ではないですか!なかなか覚えられなくて大変だと思いますが、頑張りましょう!
変なことを言う人がいれば、根拠を聞くのが良いです。言えなかったら、そうなんですよね、なかなか根拠が、、、、、、と言って適当にあしらいます。根拠が納得できたら、従います。
特に来基本的と思われることが意見割れることが多いと思います。が、必ず根拠があると思いましょう。
昔茶道に詳しい看護師さんに怒られました。学生さんに何かを説明していて、「茶道でお茶を何回回すかとかと同じで理由は特にないと思う。作法だね。」って言ったら、根拠はちゃんとあります!って(^^)。
by Kim (2014-07-28 07:25)