SSブログ

右胸心の人に電気ショックを与える場合、パッドやパドルの位置は?? [医学関連]

 内臓逆位と言う病気があります。普通の人と内臓が反対になっているのです。写真などを見ると逆になっているので非常に違和感があります。手術などもやりにくいです。カルタゲナー症候群という病気だと、鞭毛?繊毛?がやられていて(内臓がちゃんとした位置になるのには、細胞から出ている小さな糸みたいな者が動くことが重要みたいですね)慢性副鼻腔炎とか気管支炎とか、男性不妊とかが起こります。

 今回は心肺蘇生の影響は?と言う事についてです。まず胸骨圧迫ですが、全く影響ありません。胸の真ん中を押しましょう。
 たまに左の胸を押す人がいますが、心臓はほぼ真ん中にあり、特に胸骨圧迫は心臓を押すから血流を生み出すのではないというのが今の主流です。胸腔ポンプ説と言って、胸全体がポンプのようになって血流を生み出すという説が有力なので、心臓が右だろうが左だろうが(同じような位置なんですが)ほとんど関係ありません。

 ちなみに勇気は左の胸にあるそうです、、、、たぶん。



 まず右胸心は非常にまれで、こちらによれば、1万人に一人ぐらいだそうです。私が現在いる尼崎市は約50万人の人口がありますので、50人ぐらいいると言うことですね。

 突然の心肺停止に遭遇し、その人が右胸心だという頻度は非常にまれですので、普通にやって良いと考えます。

 そして、電気ショックは出来るだけ早く行うべきです(心室細動は心臓がエネルギーを無駄に使っている上体です。エネルギーの無駄遣いを早く止めなくてはなりません)。だからもしかしたら右胸心かも?とか考えている必要はどうでしょうか。

 こちらのサイトには、以下のようにあります。

 除細動しようとしている患者が右胸心である場合、除細動のパドル・パッドは反対に位置させるべきであるとする報告がたくさんある。しかし、そうしても差はほとんどないという研究もある。もし疑問があれば、医師に連絡し、指示を仰ぐ。

 ってどうしたら良いかわからへんやん!!!相談されても困るっちゅうの!!ってことですね。

 どうしたらよいかご存じの方、是非教えてください!!


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。