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コメントに対する返事です。 [医学関連]

 こちらの記事大変反響があり、長文のコメントを頂いています。ありがとうございます!

 ここでお返事させて頂きます。記事ネタの提供誠にありがとうございます!!さかたさんのコメントです。

> 先生を始めとした医師は、医学という難関を通じ医師免許を取得されたことと存じます。それゆえ、他の資格の医療従事者があなた方の許可なしで何かしらの医療行為を行う事が、感情的に嫌なのでは?

 信じていただけるかどうか分かりませんが、そう言う気持ちは全くありません。文章など表現力に乏しいので誤解を招いたかも知れませんが、医師の出来る事が特権的なものとは思っていません。私はBLS、ACLS、ICLSなどの活動をして(と書いて良いのかどうか分かりませんが)多くの人が協力して人が助かる地域になればと思っています。誤解を招くような表現があったら申し訳ありません。
 パイロットの話を書きましたが、パイロットは訓練していますし、もしもの時には、自分たちも一緒に死んでしまうのです!信頼して乗っていますよね。我々の信頼だけです。救急救命士さんたちが点滴をしても良い!ちょっとぐらい間違えた事をされても、(アメリカではヒーロー扱いみたいですね)我々の救急救命士さん達がやった事なら!と言う信頼を国民に得る必要があります。その信頼を得られるような行為でしょうか?と言う事です。また、問題が起こった時に責任を負う事になっているんでしょうか?

> 医師ですから頭脳明快とは言いませんが、一般の方よりは勉強に励んでいらしたと思います。

 もちろん頑張りましたし、今も頑張っています。今から同じ事を国民に許してもらえるかどうか分かりませんが、医師と言う仕事は、現在自らの良心に基づいていれば、患者さんに何をやっても良い事になっています。もちろん訴訟などはありますが、殺人罪、傷害罪などで捕まる事はありません。医師と言う免許はそれぐらい大きな力を持っています。
 救急救命士さんは、将来的に同じようになればいいと思いますが、現在はそうではありません。もっと出来る事を広げるためには、国民からの信頼が必要ですし、今のみなさんは大変な努力をすべきだと思います。多少の我慢も必要だと思います。

> 私はこのブログを通じあなたを信用していましたし、理解のある医師であると思っていました。
しかしながら、救命士に対する考え方には、やはり差があるようです。

 貴重なご意見ありがとうございます。またブログを読んで頂いていてとても感謝申し上げます。これからも是非お願いいたします。
 また考えに差がない方がおかしいと思いますので、色々議論できればと思います。

> 逆を言えば、ドクターヘリ等のデバイスで、医師が出てこないでほしい(実際このような考えも想いもありません)と言われているのと同じ事では?

 何故そう言う結論になられたのか分かりませんが、誤解を招いたようで申し訳ありません。
 救急救命士さんが、例えば心停止でない人に点滴をすべきでない(将来的に)とは書いていませんよ。現状ではすべきでないと書いたのです。もし点滴をする事に有用性が認められないのであれば、将来的にも許可すべきではないと思いますが。

> 法律は法律。守るしかない。でも知識があるのにできない。このもどがしさもご理解ください。

 それも分かりますよ。全てとは言いませんが、ある程度理解しているつもりです。1年ほど前に消防署に詰めて(半日だけですが)一緒に現場に行った事があります。
 でも、患者さんのためになるとはっきりと分かっていないのに行って良いのでしょうか?人の体ですよ。傷害罪なんです。傷害罪を犯してでもやるべき事だと、常に自信を持って行えるだけの知識と技術を持っていますか?何かあれば訴訟に巻き込まれますよ。患者さんやご家族に長時間責められる事もあり得ますよ。さかたさんだけが大丈夫でも駄目です。救急救命士さん全員がそうでなければなりません。
 限られた現場で、限られた情報しか得られない状況で、例えばこの患者さんは緊張性気胸であり、今すぐ脱気しないと死んでしまう!と確実に言えますか?限られた現場だからこそ、判断は難しいです。医師は、緊張性気胸を疑って脱気をしたが、緊張性気胸でなかった場合、脱気が上手く行かなかった場合、誤って肝臓を損傷してしまった場合などの対応を知っていますし、自分の判断で行えます。さかたさんは例えばその知識がおありですか?

> 医師免許があれば、あなた方は、その紙一枚で神様です。

 神様かどうか分かりませんが、医師免許を頂くために努力をしたのですし、それを維持するための努力も続けています。救急救命士さんたちが努力されているのと同じように努力しています。
 またそれによる訴訟のリスクなども自分たちで負っていますよ。

> 検査機器もない現場で、身体所見から、危険から、全てをマネージメントするのは容易ではありません。

 医師も僻地や離島で、救急現場ほど過酷ではありませんが、検査もろくにできない所で診察をする事があります。容易でない事はある程度理解しています。

> 医師にもぜひ!!
> 我々と1カ月でもいい。一緒に現場に来てほしい。たった数日の救急同乗実習では分からない現場を見てほしい。

 是非そうしたいですが、今の医師不足の現状では難しいです。すみません。

> うっ血性心不全等が背景にあり、たとえば呼吸苦?を起こした?確かに事故前後の病的症状、前駆症状等は確認します。
> ただ、はっきり言いますとかなり困難です。
> あの現場で、危険な現場で、即、うっ血性心不全という事がイメージできますか??(あくまでも現場でです)

 もちろん困難な事は分かっています。しかし、イメージできますか?と患者さんや家族に説明して納得して頂けると思いますか??脳神経外科の病院で心筋梗塞を起こし、直ちに転送したのですが、病院での初期診療が不適切だったから死亡したと訴えられて、負けている事例があります。現場でうっ血性心不全がイメージできませんでしたと言う理由は認められません。イメージしなければならないのです。だから医師が責任を追っている訳です。

> 外傷による呼吸苦と聞けば、短絡的にショック、胸部外傷や気道狭窄、閉塞等を考えます。(確かに内因性疾患と外因性疾患が混合しているのが実際ですが)
> ならばJATEC,JPTEC,ITS等のアルゴリズムを変えるべきではないでしょうか??

 この辺りは詳しくないのですが(前者2つはもう5年以上前?ITLSは震災の起こった翌日受講予定でした)、アルゴリズムに入っていないのでしょうか?入っていないのであれば変えるべきかも知れませんね。
 外傷による呼吸苦=「短絡的に」、、、、は許されない行為だと思います。診断は難しいです。外傷だから外傷によるものとは限りません。時にはウソをついて外傷だと言って病院に来て保険金をだまし取ろうと言う人もいます。だから診断は医師しか現在許されていない訳です。

> 出血性ショックが疑われる患者に対しては、初期輸液を開始し反応を見る。しかしながら心不全等の疾患がある患者に対しても輸液は要検討などという文献やガイドラインがあるならば、難しいのでは?

 文献やガイドラインは知らないのですが、心不全であれば輸液を少なくするのは当然の事です。また、現在出血性ショックには輸液をしてはいけないと言う文献すらあります。

> 現場で判断できるのかを問いたい。あの現場で。

 無理だと思いますよ。医師が行っても無理だと思います。電話で状況を聞いても無理だと思います。でも(だからこそ?)医師が責任をとると言う形になっている訳です。問題があった時に救急救命士さん達が訴訟の現場に行く事を覚悟できますか?

> 私たちには机で考える余地はありません。患者の治療方針を会議して協議する必要もありません。

 私たち医師も緊急時は考える余地はありませんが、治療方針を事後でも良いので協議していますよ。救急救命士さんもMC関係のカンファレンスなどありますよね。「協議する必要もありません」とは書き間違いであると信じたいです。

 このブログでも時々紹介させて頂いているつもりですが、最も大切なのは診断、判断です。重症外傷患者さんに点滴や気管挿管を行う事は確かに必要かも知れませんが、その前にちゃんと診断する必要があります。現場であれば、早く搬送した方が良いのか?この現場で処置をした方が良いのか?と言う判断です。

 後出しじゃんけんですが、救急車で病院に行ったのだが、すぐ帰宅したと言うような患者さんに現場で点滴する意義は全くないと思います。よって、この事例の救急救命士さんは、誤診をしたと言う事になります。また、点滴は医療行為です。業として(と言う定義が難しいですが)行う事は救急救命士さんには許されていません。その責任は重大です。個人を責めるのではなく、この様な行為が良いのか悪いのか、今後どうすべきなのか、議論して行く必要がありますね。

 でも、とにかく現在は認められた範囲で頑張って頂くしかありません。

 心臓移植、病気腎移植、その他色々な事例をご存知であれば、今回の非番の非心肺停止例への点滴が、その行為そのものの救急救命士さんへの解放?時期を遅らせる可能性がある事は分かって頂けると思います。


 全文を引用した訳ではありません。ご意見、ご批判、ご叱責お待ちしています。

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リス先生

さかたさん。
私は医療関係者ではありませんが、横から一言すみません。

某ドラマでの有名なセリフ。
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。」

確かにそうです。
しかし、あの会議室に詰めている連中にとっては、会議室が「現場」なのです。
複数の人間から刻々と報告される、しかし、全てではない限られた(もしくは表現が矛盾する)情報から、あらゆる可能性を考慮して、最悪の事態を想定しつつ、最善の処置を判断・指示しなければならないという「現場」です。

別に会議室のお偉いさんを擁護する気持ちは全くありません。

ただ、今回の件に限らず、事故の起きた場所は当然「現場」ですが、搬送先の病院も常に「現場」なのです。
患者の家族にとっては、どこに移されようと、その患者のいる場所が「現場」です。

それぞれの当事者が、それぞれの「現場」を抱えています。
その現場なりの制約・障壁、権利・義務が必ず存在します。
おそらくは、どの当事者も「ウチの現場を見ろ」と考えています。

「現場を見ろ」という叫びは、一般企業でも日々起きています。
大企業では、緊急の仕事が詰まっているにも関わらず、上から降ってきた意味不明の指示に従わざるを得ない時が頻繁にあります。

医療とは違い、即座に人命に関わらない一般企業や政治の世界では、上の連中は、それこそ現場意識が欠如しています。
原発処理、被災地支援、退陣論・・・言うまでもありません。

では、現場の考える事は常に正しいのか。
同じ現場を見ていながら、考えの異なる人が必ず発生します。
その差は、知識・経験・能力の差と考えられます。
大所高所から周辺や先を見て物事を考えているか否かで、導き出される結論が異なってきます。

その結論は、多くの場合、大多数に納得されません。
彼らには隠れている真の問題点が見えていないからです。
大所高所から周辺や先を見て物事を考えれれる人材は限られているからです。

さかたさんは残念ながら感情論に走っているように見受けられます。
侮辱的で不適切な表現が散見されます。

もう一度、考えや表現を整理なさってから、冷静に投稿されることをお勧めします。
by リス先生 (2011-06-06 03:49) 

さかた

先生、私の失礼なコメントに対し記事にしていただきありがとうございます。

>パイロットの話を書きましたが、パイロットは訓練しています
 救急救命士も訓練をかなり積んでいます。もちろん死ぬことはほぼありませんが・・・しかしながら救急救命士にも差があるのも事実です(差があってはならないのですが、自己研賛や生涯学習を維持しない人も中にはいるでしょう)

>また考えに差がない方がおかしいと思いますので、色々議論できればと思います。

 確かにその通りですね。ありがとうございます。

>限られた現場で、限られた情報しか得られない状況で、例えばこの患者さんは緊張性気胸であり、今すぐ脱気しないと死んでしまう!と確実に言えますか?限られた現場だからこそ、判断は難しいです。医師は、緊張性気胸を疑って脱気をしたが、緊張性気胸でなかった場合、脱気が上手く行かなかった場合、誤って肝臓を損傷してしまった場合などの対応を知っていますし、自分の判断で行えます。さかたさんは例えばその知識がおありですか?

緊張性気胸であるだろういう判断はできますよ。まちがいなく気胸はある、しかし血胸も否定はできない。こういう場合が多くないでしょうか?
確実には言えません。医師ではないので。心の中では確実にあるとは思っていますが、医師に所見を伝え、緊張性気胸疑いですとしか言えません。診断はできないのですから。また、脱気による肝臓損傷の話ですが、それは留置針等を用いた一時的な減圧に伴うものでしょうか?それともチェストチューブ等を使用した場合に伴うものでしょうか?後者によるものであれば、存じあげません。

>訴訟のリスクなども自分たちで負っていますよ
医師ほど訴訟のリスクは低いでしょうが、我々も可能性はあります。

>私たち医師も緊急時は考える余地はありませんが、治療方針を事後でも良いので協議していますよ。救急救命士さんもMC関係のカンファレンスなどありますよね。「協議する必要もありません」とは書き間違いであると信じたいです

治療ではありませんが、活動の反省会等を事後協議することは非常に大切です。上記の「必要もありません」に関してですが、全くの書き違いです。失礼しました。

救急救命士は救急救命士であって、医師でもなくミニドクターでもない、看護師でもない。しかしながら、なぜか下に見られてしまう(表現が適切かどうかは分かりません)傾向が未だに消えてくれません。先生のおっしゃるように救急救命士はプロなのですから・・・
そしてまた、救急救命士による点滴処置に関しての私見は控えさせていただきますが、病院内でほぼルーチンに点滴をし、輸液速度もめちゃくちゃな病院もあるのも知っております。看護師が行うルーチンな点滴は危険な行為ではないのでしょうか?(あらかじめ医師との取り決めがあるのかどうかは不明です)

最後に。
>一番の解決法は、この方がお医者さんになる事です。医者だったら(病院の薬を持ち出しても良いかどうかは分かりませんが)非番の時でも対応しなければならないですし、医師は誰の指示も受ける必要がありませんので。今から医学部に入って、卒業するのが60歳、まだまだやれます!

本当にそうですよね!!医師になるのが一番です!!
現実的に、困難でしょうけど。。。

今回は、私のコメントに対し対応して頂き、ありがとうございました。
このような議論できる事、感謝しております。

今後とも、色々とご指導よろしくお願い致します。


by さかた (2011-06-06 04:12) 

R

初めてコメントさせて頂きます。郷土である鹿児島を思いながら、kim先生のブログを拝見させて頂いている看護師です。

さかたさんのコメントからは、ご自分の職業に誇りをもって取り組んでいらっしゃるのが良く分かります。
救急搬送時という特別な時間帯において、もっと何か患者のために手を差し伸べられたのではないかと日々苦悩され、時には周囲からの厳しい言葉にもさらされておられるのではないでしょうか。
日々悩みながらも、研鑽を積んでおられる方だからこそのご意見として拝見いたしました。
その上で看護師として、看護師の処置(点滴)に関してのご意見に寄せて少し私見を述べさせて頂いても宜しいでしょうか。
>病院内でほぼルーチンに点滴をし、輸液速度もめちゃくちゃな病院もあるのも知っております。
 
 ルーチンに点滴をするということがどういった内容を指されてのことか分かりかねますが、まず点滴のオーダーは医師が行います。点滴の種類はもちろんのこと、基本的には速度及び投与量・投与時間・投与経路まで指示としてあげられます。
ただし、病棟においては例えば24時間でこの点滴を何本いって欲しいというオーダーのみが通り、投与速度が看護師の手に委ねられ輸液ポンプを使わない状況下においては、常に傍で見守るわけにもいかず、速度がまちまちになり、結果として指示量が投与されれば良しとする現状もあるでしょう。危険であるといわれれば危険ですね。
しかし、集中治療の現場においては病棟におられる患者に相対するのとは明らかに違いがでてくるのはお分かり頂けるかと思います。ひとたびICUに入れば、輸液ポンプやシリンジポンプで時間毎の投与量を確認しトータルバランスを管理する。上記した医師からのオーダーがしっかりとなければ成立しない世界であり、看護師のめちゃくちゃな速度管理等ないはずなのです。
また、投与経路選択に関しては病棟に関わらず看護師の手に委ねられることが多くありますが。故に看護師は速度や点滴の種類、そこからの配合変化等々を考えて、日々投与経路の選択を行っており、時に医師よりもそういった類のことに関しては詳しかったりもします。
どちらにせよ、我々看護師が行えることは診療の補助及び療養上の世話であり、ほとんどのことが医師の指示のもとにのみ行える行為なのです。
昇圧剤がいっている患者が目の前でみるみる血圧が落ちている。医師に連絡がつかない。対症指示もない。このままではどう考えても大変なことになってしまうので昇圧剤の流量上げよう。もしくは、ラインをとって外液をいれよう等としてしまえば、結果がどうであれそれは違法であり、私達は裁判になったら負けてしまうのです。
それぞれの役割があり、それぞれの専門性をもって守るべき領域があるはずです。法律に基づき国家資格として存在証明され、故に専門性を発揮できるのであれば、その行為が法律によって縛られるのもまた必然ではないでしょうか。
少なくとも私は救命救急士の方を自分達より下であるなどと考えたこともありません。看護師にはできなくて救命救急士にできることもあるように思います。
現状、医療においては医師を中心として、それぞれの職がそれぞれの領域の中で専門性を発揮しながら、より患者のためになることは何かを模索し、共に連携・協力しあっていく。そして、必要であれば明確な根拠のもと互いに示しあいながら地位の向上を図っていくことが望まれるのではないかと思います。

取り留めのない文章になってしまいましたが、こうやって何かを考え、意見を述べさせて頂く機会と場所を与えてくださったkim先生はじめ、さかたさん、そして他の方々にも感謝致します。
by R (2011-06-06 06:43) 

Kim

リス先生、コメント&nice!ありがとうございます。

色々な方が色々な意見を持たれ、それぞれが正しい訳で、本音で語り合えるとよいと思います。

今回はさかたさんが、本音を語って頂いたので、他の方も参考になったと思います。私も本当はもっと本音を書きたいのですが(^.^)、書いては消した所があります。一度直接お会いして飲みながらお話できたらと思います。いつか実現できたらうれしいです。

最近何かで読んだ言葉です。

世の中には考えが3つある。1つは自分の考え、もう1つは相手の考え、そして正しい答え。

なるほど!と思いました。私も間違った所がたくさんありますし、色々勉強したいですので、これからも色々ご意見お願いいたします。

by Kim (2011-06-06 09:26) 

Kim

さかたさん、Rさん、コメントありがとうございます。

記事を更新するために?明日記事としてお返事させて頂きます(と言っても大した事ありませんが)。よろしくお願いいたします。

貴重なご意見まことにありがとうございます。

by Kim (2011-06-06 09:28) 

小桜

皆さん熱いコメントですね。
こんなに熱く語れる医療の職業って、素晴らしいと思います。
医療の指示系統の頂点は医師ですが、その他の医療の仕事もまたなくてはならないもの。
誰にでもできるわけではない専門職。
誇りを持って頑張って欲しいです。
by 小桜 (2011-06-06 23:23) 

ふーこ*

こんばんは。
久しぶりにコメントをさせていただきます。

この記事の救急救命士さんの行為、
私には行き過ぎた行為としか思えないです。
何より、『持ち出し禁止になっている薬剤を
車に載せていた』という時点で、自分に自信を過剰に
持ちすぎている人、と感じました。
緊急の現場で、何の道具もなく患者さんの
状況を見極めるのは、何年も医師として
たくさんの患者さんを診ているお医者さんでも
難しいと思います。
下手をすれば命にかかわることなのに・・・。
考え方は様々ですし、賛否両論あるのでしょうけれど
もし、自分が今回の患者側だったら・・と考えると怖いです。


以下はコメントの
> 医師免許があれば、あなた方は、その紙一枚で神様です。
に対してのkim先生のコメント
>神様かどうか分かりませんが
に、対しまして

「神様」は、ただ「見守るもの」。
神様は何もできないんです。
人は勉強をしたり、たくさんの「こうなりたい」
の為に努力をします。
その結果が、「今」を作っていると思います。
私は、人間は神様と呼ばれるものより
素晴らしいものだと思っています。

by ふーこ* (2011-06-07 01:13) 

ask

この記事は気になっていましたが、皆様の意見やKim先生の見解を読んで、個人的にも大変勉強になりました。

今回の行為や持ち出しの是非はともかく、私は救命士さんの熱い?気持ちは嫌いではありません。また、医療従事者もピンキリですが、さかたさんを始め、ここで意見されているる方はみなさん勉強熱心で、自分の仕事に誇りを持ったプロフェッショナルだと感じました。

こういう方々が集まれば、さらにいい医療環境になるんでしょうね!


by ask (2011-06-07 08:00) 

Kim

小桜さん、コメントありがとうございます。

医療関係者は熱い人が多いですよ。だから飲み会も激しくなりがちで、翌日の勤務に差し支えます(^.^)。

よって時々アイドルの歌など聴いて気持ちを静めています(^.^)。クラシックの方が良いかも知れませんが。

by Kim (2011-06-07 08:56) 

Kim

ふーこ*さん、コメントありがとうございます。

そうですね。おっしゃる通りで、常に機材を持ち歩いていたと言う所にこの救急救命士さんの問題点があると感じています。AEDやBVMだけなら良いと思いますが、点滴はまずいでしょう。根本はそこで、この救急救命士さんの個人的な問題にしてよいと思うのですが、結局マスコミが報道するので、救急救命士さんの点滴は、、、、と言う問題に発展してしまうのですよね、、、、そうなるとまずいので、救急救命士さん達は今は我慢して慎重に行動して欲しいと思います。

書かないでおこうと思ったんですが、昨日のコメントや今日の記事に書いちゃいました。

by Kim (2011-06-07 08:59) 

Kim

askさん、コメントありがとうございます。

>今回の行為や持ち出しの是非はともかく、私は救命士さんの熱い?気持ちは嫌いではありません。

ですね。私も時々一緒に活動させて頂きますが、勉強させられる事が多いです。BLSなどの活動に誘って頂いたのも救急救命士さんでしたし。悪い方向に向かわないよう道案内?をする事も我々の仕事かなと思います。

>また、医療従事者もピンキリですが、さかたさんを始め、ここで意見されているる方はみなさん勉強熱心で、自分の仕事に誇りを持ったプロフェッショナルだと感じました。

 そうですね。色々意見を持って日々努力されている方ばかりです。色々意見を頂けるのはうれしい事です。
 またこのブログは、ソネブロの資格・学び部門で2019ブログ中1位なので、そう言った責任も再確認しました。

 これからも皆さんに読んでためになったと言って頂けるよう、頑張ります!!

by Kim (2011-06-07 09:03) 

まりもも

このニュース、見出しをみたとき「なんで?」という気持ちでしたが、記事を読み進めるにつれ、納得しました。
今でも仕事で、なんとなく身体が覚えちゃっていることって、すこし怖くて。
特に、民間病院から大学病院に戻ったとき、これはしても良いルールかどうか、仕事を周りの人に確認することが何度かありました。
(民間病院では看護師がやっていた業務が大学病院では許可されていないことって幾つかあるので。)
知識や経験って積んで良い面は多いですが、考えてから動くようにしないと、いけないなって。
この記事やたくさんのコメント読んで再認識させてもらいました。
つい、コメント。
失礼しました。
by まりもも (2011-06-13 00:10) 

Hirosuke

【優勝】@労働環境ブログトーナメント in にほんブログ村

「現場」って一体・・・ [LMN研究所]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2011-07-14

私のコメントを記事にしたものが【優勝】しました。

私の記事が、医療従事者の裏側(と言うと失礼な響きがありますが)が幾らかでも日本国民に認知される事に役立ち、ささやかながら社会に貢献した事に喜びを感じています。

Kim先生、コメント欄の医療従事者の方々、皆様のお陰です。

ありがとうございます。

by Hirosuke (2011-11-27 22:19) 

Kim

Hirosukeさん、コメントありがとうございます。

すごいですね!これからも頑張って下さい!

それからFBでもみんな待っていますよ!

by Kim (2011-11-28 19:29) 

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