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BLS for OPコース試験問題(その4) [講習会]

 その3の続きです。

問題 窒息のパートについて正しいのはどれか。
(1)窒息が発生した時刻は11時45分である。
(2)トムは焼き肉定食を食べていた。
(3)トムは同じ日に2度窒息している。
(4)病院のカフェテリアで事件は起こっており、英語では「call a code now」と言っているが、日本語字幕は「119番通報を」となっており、院内で救急車を呼ぶのは変である。
(5)トムが飲んでいたのはコーラである。

問題 乳児の窒息の解除の所で手の位置が間違っている理由について記せ。

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ACLS for experienced providerコースを受けました(その4) [講習会]

 シリーズ第4回です。

 このコースで使うテキストは、「ACLS resource text for instructor and experienced providers」と言う本です。まだ日本語が出ていません(来年ぐらいに出るらしいです)。よって英語を読まなければならず、勉強は大変です。かなり分厚い本でもありますし、、、

 医師でない人、医師でも研修医の先生には無理っぽいです。ACLSを受けてから2年経ったぐらいでないと無理でしょう。例えば、低酸素の原因として、病態生理学的な原因を4つ挙げられるような知識がないとついて行けないと思います(受講は出来るでしょうし、試験がないので、EPの資格はもらえるでしょうが)。

4つの原因とは、、、、


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ACLS-EPコースを受けました(その3) [講習会]

 前回の続きです。今回は何故カードが2枚もらえるのかお話しましょう。

 このACLS-EPコースは1日コースで、ACLSコースのリニューアルも出来ます。アメリカの医療従事者が病院に勤めるためには、心肺蘇生が出来ると言う事を証明する資格が必要です。AHAの資格でなくても良いのです(他にもいくつかあるようです)が、資格の有効期限は2年間ですから、常に更新し続けなければなりません。
 2年に一度は心肺蘇生の勉強をみっちりしなさいとアメリカ政府が言っていると言う事でしょう。確かにそうしないと忘れちゃいます。心肺蘇生に限らず、アメリカの医師免許は更新制です(これについては別記事を書きます)。

 自分はベテランであり、心肺蘇生はしっかり出来ると錯覚している(と思います)人にとっては、2年に一度ACLSコースを受けるなんて、、、、、と思われるので、高度な内容にして満足してもらおうと言う訳です。

 よって、ACLS-EPコースを受けると、ACLSの資格がもらえます。つまり2年間有効期限が伸びると言う事です。またEPコースも受けているので、EPコースのカードももらえます。だから2枚カードがもらえると言う訳です。

 楽しみにして行ったのですが、、、、、インストラクターは更新不要(インストラクターの更新をしている限り)なので特に発行しませんと言われちゃいました。欲しい人には発行しますと言われましたが、そこまでして欲しくはないかな(^.^)。

EP.jpg

当然ですが、、、、、、試験があります。


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経験者向けACLSコースを受けました(その2) [講習会]

 その1の続きです。サザエさんに予告してもらったように、バッジの色についてです。何と黒です!!かっこいいですね〜。

 他のコースは教科書の色と合わせているのか、プロバイダーカードとバッジの色は同じです。
 BLSは青
 ACLSは赤
 PALSは紫(のはずですが、2005PALSと言う紫のバッジはくれませんでした(+_+))

 となっています。経験者向けACLSコースは、、、、教科書が赤です。そうなるとACLSと一緒になっちゃいます。よって最強??と言う意味で黒にしたそうです。

 しばらくは、救急オタクの人に自慢できそうです。たぶん鹿児島県で受けたのは、まだ二人しかいないはずです!!!(エビデンスレベル未確定)

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ACLS for experienced providerコースを受けました [講習会]

 先日東京でAHA(アメリカ心臓協会)認定の講習会を受けました。「ACLS experienced provider course」と言う物です。記事を稼ぐため??数回に分けて紹介させて頂きます。

 日本語では「経験者向けACLSコース」と呼んでいます。experienceとは経験すると言う動詞で、受け身型で形容詞になっています。provideとは与えると言う意味で、providerは与える人、物と言う意味です。インターネットプロバイダーと言うのは聞いた事があるでしょう。

 直訳すれば経験を積んだプロバイダーのACLSコースとなります。一般的な言い方かどうか分からないのですが、AHAは「healthcare provider」と言う言葉を良く使います。医療従事者と訳されています(病院で働く人、それから救急隊員の方も含めるようです)。よって正確には「experienced healthcare provider」と言う意味でしょう。こちらには、providerそのもので「医療提供者」という意味があると書かれていますので「healthcare」は不要かもしれませんね。

 難しい事を書くと疲れましたが、結局、経験者向けACLSコースとなります。長いので、EPコースと呼ばれています。

 今のところは救急オタク向けコースです(^.^)。受講生の多くはACLSインストラクターです。私と同じ班の先生は大学の准教授の先生でした。色々貴重な発言をして下さり、勉強になりました。

このコースで得た一番の物は、、、、


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オタク向けBLSコース試験問題(その3) [講習会]

 その2の続きです。AHOが開発したBLS for Otaku Providers Course略してBLS-OPコースの試験問題の紹介シリーズです。

問題 正しいのはどれか。
(1)ACLSプロバイダーコースの脳卒中のビデオに出てくる救急医のDrは、BLSコースでは高度な気道管理の所に出演している。
(2)HeartsaverAEDコースに出てくる女性は、BLSコースでは乳児のCPRで最初に助けに来る人である。
(3)最初に火事の現場から助けられる少女は、PALSのビデオに出演している。
(4)AEDのパートで経験者として出てくるアランさんは、ACLSの心筋梗塞のビデオに出演している。
(5)最初に救助者として出てくるサリーさんはACLSの気道管理の所に出てくる。


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BLS for OPコース試験問題その2 [講習会]

 オタクな人のためのBLSコース、その1の続きです。

 問題 BLSコースのDVDでナレーターをしている人について正しいのはどれか。
(a)彼は画面には5番目の人として登場する。
(b)彼の名前は、John McLeanである。
(c)実はナレーションを1ヶ所で行っている。
(d)彼は結婚している。
(e)ACLSのナレーターは彼のお兄さんである。 

 問題 (超難問です)2000年のビデオでナレーターをしていた男性と女性の名前を英語で記せ。

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ISLSコースを受講しました [講習会]

 毎朝見て下さっている方には申し訳ありません。朝は未完成の記事をアップしてしまいました。22名もの方がすでに見て下さっているのですが、、、何しろ一番重要な部分が未完成でしたので(+_+)。「下書き」(非公開の記事)に変更しました。後日アップする予定です!!

 今日は某大学病院でISLSコースを受講しました。ISLSとはImmediate Stroke Life Supportと言うもので、Strokeつまり脳卒中の初期診療を学ぶものです。ICLS、PSLS、PCECなど似たようなコースがいくつもあるので訳分かりませんが(^.^)、オタクな人は違いが分かりますよね!

 当院には脳神経外科がありますので、脳卒中の患者さんを診療させて頂く機会が多いです。今まできちんと勉強した事がない(のに患者さんを診療して申し訳ありません)ので勉強したかったのと、別の講習会で(そんなレベルでよくやるな!と言われそうですが)脳卒中の講義を担当させて頂いていますので、受講する事にしました。

 しかし、一番の理由は近所の△○で□◇な救急救命士さんに勧められたからですが(^.^)。

とても楽しく勉強になりました!!


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トリアージを楽しく学びましょう(その3) [講習会]

 ずっとそのままにしていましたが、続きです。

 最初にその1でSTART式を復習しましょう!そして、その2のように現場の安全確認を忘れないようにします。

 そしてやっと、、、、合コンで最も重要な点が判断できると言う訳です。

 以下にAHO式トリアージを紹介します。START式と同じく、対応すべき優先順位は、緑、黄、赤、黒です。

ステップ1 自分に気があるかどうかを見ます。これは確実に判定する必要はありません。
   表情が硬いなど、自分に気がなければ、自己紹介をします。
    自己紹介をしても反応がなければ → 黒タッグです。
             席を変わってもらうか、スーパードクターKのように(注)帰りましょう。
   気があれば、年齢が30以上かどうかをみます(女性の方すみません。冗談ですから)。
    年齢が30以上であれば → 赤タッグです。緑の人がいなければターゲットにしましょう。
    年齢が30以下であれば → ステップ2へ進みます。

ステップ2 自分に脈があるかをみます。
   例えば「元気ですか!」とやってみます。何秒後に反応があるかを評価します。
    例えば笑ったりするのに、2秒以上かかれば → 赤タッグです(黒かも)。
    2秒以下であれば → ステップ3へ進みます。

ステップ3 意識をみます。
   二次会に一緒に行ってくれるかどうかみます。どうやって誘うかは別の講習会(注2)で勉強しましょう。
    断られたら → 赤タッグです。
   二次会に来てくれたら、携帯番号を聞いてみます。
     断られたら → 黄タッグです。別の機会を待ちましょう。
     OKならば → 緑ダッグです。その後の管理に進みましょう(これまた別の講習会で)。

注を読みたい方はこちらを。


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トリアージを楽しく学びましょう(その2) [講習会]

 その1の続きです。

 START方式は便利ですが、覚えるのが大変です。実際に利用してみると体で覚えます。

 合コンで使ってみましょう!


でもトリアージをする前に大事な事は、、、


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