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救急科専門医の専門医試験問題の解説をしている人を見つけました [救急専門医試験]

 私は別のホームページで救急科専門医の試験問題の解説を公開しています。このブログはそのホームページをGoogleでヒットさせるために始めました。

 今では誰がどうやって登録するのか、どのページも検索するとヒットします。

 例えば「輸液」と「体温上昇」「問題」と検索すると、このページが2番目にヒットします。問題7の解説に、輸液を入れて体温を上げようと言う試みは無駄であると言う文献を紹介しています。

 ひょんなことから、他にも解説をしている人を見つけました!!平成17年度と18年度の問題が解説されています。何故か18年度は1問しかありませんが、、、、、途中で挫折したのでしょうか?

 解説は色んな意見を聞ける方が良いですので、勝手にリンクさせて頂くことにしました。

 よろしくお願いいたします。

 平成17年度問題平成18年度問題です。

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救急医学会の専門試験問題が公開されました [救急専門医試験]

 今年の9月に行われた専門医試験の問題が公開されました(学会員しか見れませんが)。

 また解答の作成に取り掛かろうと思います。しかし、ざっと見ただけでも不適切問題のようなものが、、、、第1問からです。

問題 1 医療従事者が行う救命処置における胸骨圧迫の開始基準はどれか。3つ選べ。
 a.意識の消失
 b.正常な呼吸の消失
 c.心電図モニターにおける平坦波形
 d.頸動脈拍動の消失
 e.乳児において脈拍数60/分未満

 また3つ選べですか、、、、勘弁して!ですね。それから、問題の意図が、、、、これを見つけたら胸骨圧迫を開始すると言う意味なのか、胸骨圧迫を開始するためにこれらを調べるのか、、、で答えが違う気がします。dはそうです。頚動脈拍動の消失を認めればもちろん胸骨圧迫開始です。が、、、

 cは重要な事で、心電図で心停止を判断してはいけませんので、、、、間違いですね。

 胸骨圧迫の開始を決めるためにdを調べると言う問題であると考えると、、、アメリカの基準に従えば○ですが、ヨーロッパ日本のガイドラインに従えば△です。ヨーロッパ蘇生協議会は蘇生の専門家にのみ頚動脈の触知を勧めています。救急医学会の専門医は、何のガイドラインに従うべきであるかを救急医学会は表明していませんので、これは不適切な選択肢です。推奨されているテキストである「救急診療指針」には日本のガイドラインが引用されており、日常的に蘇生を行う者のアルゴリズムが載っています。救急科専門医を目指す人は、当然日常的に蘇生を行う者であるのでしょうが、、、、、
 aはちなみに意識の消失ではありません。もちろん意識はないのでしょうが、「反応の消失」です。テキストにもそう書いてあるのですが、、、ケアレスミスでしょうかね。それから、反応の消失のみで胸骨圧迫を開始する事はありません。bも同様です。

 って1問目から迷っていたら試験受かりませんね(+_+)。

 今年からはメーリングリストのメンバーがいますので、みんなで分担して作ろうかと思います。

 皆様も良かったらご意見頂ければ幸いです。


一応ポジティブフィードバックを、、、


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救急科専門医の合格発表がありました [救急専門医試験]

 昨日今年の救急科専門医の試験の合格発表があったようです。

 何名かの方からお礼のメールを頂きました。嬉しい事です。

 みなさんが、私の解説集がなければ合格できなかったとおっしゃいますが、、、、多分そんな事はなく、私の解説集をきっかけにして努力されたからだと思います。

 これからも共に救急医療の発展のために頑張りましょう!
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救急科専門医の業績が変わりました [救急専門医試験]

 救急科専門医の続きです。

 今まで専門医になる時に特殊な手技などで10点が追加されていました。その点数が追加できる手技の経験がない場合には、JATEC、JPTEC、ICLSに参加していると追加になっていました。その講習会にAHAのACLSが追加されていました。さらにその他の講習会でも追加できる場合があるとの事です。

 これは専門医の更新の場合でも同じです。1回5点で年間2回までです。5年で50点になります。結構助かりますね。

 ちなみに、救急科専門医の更新時には5年で150点が必要です。一度は救急医学会総会に出ないといけません(50点)ので、残りの100点のうち、半分をoff-the-job trainingでとれるという事です。私はすでに専門医セミナーと言うのに2回出ており(1回30点)、あとは総会に1回出れば更新できます。

 やっぱり10月北海道へ行くしかないですね!!更新は再来年なので、再来年までに出れば良いのですが(^.^)。
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救急科専門医の認定制度が変わります [救急専門医試験]

 今年の救急医学会総会は北海道で行われます。

 是非行きたいな〜。北海道良いな〜、、、、とホームページを見ていたら、2011年より専門医制度が変わると言うお知らせを見つけました。

 見てみると、、、、救急専従歴などの配点が減り、筆記試験の割合が増えたようです。

 今までは救急専従(救急の仕事だけをする)で15点まで、症例や手技など経験が多ければ10点、筆記試験(75点満点)の合計が70点以上で合格でした(つまり救急専従でない、症例も多く経験できなかった人は、試験が94%出来ないとダメでした)。

 ところが、2011年からは、救急専従が10点、筆記試験が80点になりました。よって何も配点追加されなかった人は、88%試験が出来れば良い事になりました。と考えるべきなのか、、、、それとも筆記試験で45点取れば良かったのに、今度は50点も取らないといけない!!のか、、、、、難しいところですが、救急医学会には専門医試験の質の改善をお願いしたいですね。

 ますます私の作った解答の重要性が高まったと言う感じですか(^.^)。もしかしたら、学会が解答を公表するかもしれませんね。期待しましょう!!
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救急科専門医の試験問題について語るメーリングリストを作りました [救急専門医試験]

 救急科専門医の試験問題に良く出るものとして、「血液ガスを採取したら氷冷する」が○か×か?と言うのがあります。

 私は当然?×と思っていました。私はそう言う経験ありません。が、ある方から血液ガスを採取したら氷冷するのは正解ではないか?とご意見頂きました。毎日ICUの患者さんの血液ガスをとって回って、氷を入れた袋に入れ、検査室へまとめて持って行くと言うのです。氷冷がダメならば、この行為が間違いと言う事になるのでびっくりしましたと言うメールでした。

 色々調べたら、氷冷はいけないと言う意見と、氷冷すると言う意見とありました。どっち???これって全国の医者に投票してもらったら、、、ヤフーのグループに投票って言う機能があったよな、、、、、と思ったら思いつきました。メーリングリストを作ろう!って。新しい勤務先、今40歳、、、、何か新しい事を始めよう!!

 と言う事で、救急科専門医の試験問題を通して救急医療を考えるメーリングリストを作りました。参加資格はありません。医師でなくても興味があれば大丈夫ですが、、、、内容は専門的になる予定です(まだ始まっていませんので(^.^))。

 参加希望の方は、試験問題のページから私に連絡下さるか、以下のメーリングリストのアドレスへ送信して下さい(たぶんはじかれますが、参加方法を記載したメールが届くらしいです)。

specialist-exam_99@yahoogroups.jp

 よろしくお願いいたします。何名かにお誘いメールを送った所、1時間程度でもう4名もの方が登録して下さいました。ありがとうございます!!
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救急科専門医試験問題解説 [救急専門医試験]

 私は日本救急医学会の救急科専門医の試験問題の解説を公開しています。

 このブログを始めた理由の一つは、この解説集を検索でヒットさせるためでした。ブログの記事に書くとすぐにヒットするようになります。ブログってすごいです。

 しかし、最近は、かなり末端のホームページでもググるとヒットする事があります。一体どうやって知るのでしょうか?

 私のブログを読んで下さっている職員の方も、何か調べものをしていてヒットしたと言う事です。恐ろしいと言うか不思議と言うか、、、、

 さて本題は今からです。先日ある方から励ましのメールを頂きました。9年分もの問題を公開していて素晴らしい!と言うものです。学会の問題作成者も見るでしょうから、専門医試験問題の改善にもつながるでしょうとありました。そうだと良いのですが、、、、これは不適切問題であると、もっと辛口コメントを入れた解説集にしようかな、、、、

 9年の間にパソコンもだいぶ変わってしまい、色々大変です。一番大変だったのは、EGWordです。EGWordでホームページを作っていたので、HTML形式で保存できなくなった時、、、、悲しかったです(+_+)。よって現在愛用?しているのは、にっくきマイクロソフトのWordです。今のところこれしかHTML形式で保存できないのです、、、、Pagesも使えるみたいですが、iWebではひどい目に遭ったので、、、、、

 ホームページはiDiskに保存して公開しているのですが、MobileMeと言うサービスに変わるようです。これって今までのものも、そのまま使えますよね、、、、アップルさん!
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救急科専門医の専門医試験予想問題 [救急専門医試験]

 受験対策には過去問が最も重要です。学生時代にはコンビニで大量のコピーをしたものです。私は気が小さいのでコピーだけして帰れなかったので、いつも午後の紅茶を買っておりました(今の体形は午後の紅茶のせい?な訳ないですね)。

 過去問以外には予想問題が重要です。予想問題がどれだけ本当の試験と近かったか?が予備校の良さ?の判断の一つでもあります。

 よって?私も予想問題を作ってみました。私の知っている範囲の領域だけですから、たいした事はありませんが、、、、、お暇な方は是非見て頂き、ご意見をお願いいたします。問題も提供して頂けるとうれしいです。
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救急診療指針改訂版が出ました [救急専門医試験]

 へるす出版の「救急診療指針」が改定されました。この本は、日本救急医学会が監修しているもので、救急科専門医の試験対策として必須の本です。私の救急科専門医の試験問題解説のページでも引用させて頂いています(許可は得ております)。

 この度第3版が出ました。当然これこれの事は何ページに書いてあるというのが違ってきますので、訂正が必要です。本は買ったのですが、いつの間にか、9年分、850問近くもありますので、、、、少しずつ訂正していきます。今年の試験に間に合えば良いですが、、、、あまり期待しないでいて下さい。

 ご意見などあれば、引き続きよろしくお願いいたします。



救急診療指針 改訂第3版

救急診療指針 改訂第3版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: へるす出版
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 大型本



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言い訳 [救急専門医試験]

 このブログの名前は「救急科専門医の独り言」です。ある方から、救急科専門医と言っても、一体何をしているんだと言われた事があります。たぶん私の住む地域には、私と同僚の内科の先生の二人しかおりません。救急科専門医として、地域の救急体制の整備、ドクターヘリ導入、一般市民へのBLSの普及、、、、色々しなければいけないと思います。確かにおっしゃる通りです。何もしておりません。

 しかし、私はこのブログで自分が専門医である事を自慢している訳ではありません。ある事をやろうとしている人たちが検索してヒットするようにこういう名前にしています。ある事とは後で説明します(って分かってますよね)。

 このブログを始めたきっかけは、もちろんある方が勧めて下さった事が一番ですが、その方のブログにnice!をつけるために会員になったらブログを作る手続きをしてしまったと言うのもあります。

 別にへ理屈をつけてみました。そうだ、私は「個人的救急科専門医試験問題解説のページ」と言うのを作ったのですが、折角作っても見てくれる人がいないと、、、、どうやってサーチエンジンでヒットするようにできるんだろう???そうだ!ブログに紹介すれば!すぐヒットするんだ!という理由です。よって「救急科専門医」と「試験」というキーワードは外せません。なので「救急専門医」とか「救急担当医」とかではダメなのです。

 ちなみに、現在は誰がどうやって発見したのか、、、、「救急科専門医」と「試験」でググると私のブログが一番にヒットします。2番目は学会の試験のページ、3番目が先ほどの試験問題解説のページが出てきます。

 と言う訳で、私のブログの当初の目的は達成?されたのでブログを続ける必要はないのですが、、、、読んで下さる方もいらっしゃるので、、、、頑張っている所です。あと役に立つと思った事を記録に残すという役目もあります。自分のパソコンが壊れても大丈夫ですし、、、ソネットさん管理お願いしますね!

 現在毎日更新記録を更新中です。現在57日です。もっと記録を更新したいと思います。

 これからもよろしくお願いいたします。

 ちなみに、シャ乱Qの歌は「いいわけ」です。シャ乱Qの記事かと思った方(いないかな?)には大変申し訳ありません。
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