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点滴の工夫あれこれ [医学関連]

 病院に行けば点滴、、、、と言うぐらいに点滴は医療の中で重要な位置を占めています。みなさんが知らない色々な工夫について書いてみます。もちろんですが全てを網羅している訳ではありません。

・オレンジ色のカバーが掛かっているのはなぜ?
 点滴に色の付いたカバーが掛かっていることがあります。黒だったり白だったり、黄色っぽかったり、、、、主治医がしおりん推しだからという訳ではありません(可能性は否定できませんが(^^))。
 点滴に入っている成分によっては、光によって失活(薬の作用がなくなってしまう)ことがあります。完全に光を遮断したい場合には黒、あるいは白でも紙みたいに光を通さなければOKです。黄色っぽいのはビタミン剤が入っている点滴であることが多いです。

・色が付いた点滴は何??
 薬そのものに色が付く場合もありますし、色がつけてある点滴もあります。色がつけてある点滴は、濃い薬が投与されるとまずいので、色が薄くなるように混ぜなさいと言う意味なんでしょう。
 白い点滴がありますが、あれは脂肪が入った薬です。牛乳ではありませんのでご安心を。

・点滴の管が硬い時があるんだけど、、、、、
 点滴の回路に薬がくっついたり、吸収されたりして、薬の作用を弱めてしまう場合があります。ニトログリセリンやインスリンが有名です。専用の回路を使いますが、それが柔らかくない場合が多いです。
 知りませんでしたが、こちらの文献によれば、点滴にビタミン剤を入れておくと、インスリンの吸着が予防できるそうです。

 どうでも良いことですが、iPhone5cは黄色を買いました。



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