救命の連鎖 [CPRの基礎]
今日のはちょっとオタクな記事です(いつもですか?)。
救命の連鎖、あるいは救命の鎖という言葉があります。こんな画像を見たことがあると思います。
救命のためには、色々な行動がきちんと関連を持って行われないとダメなんですよ〜と言うことを示すものです。最初は「救急対応システムに通報」になっていますが、「この人やばいんじゃない??」と思って連絡しないとその後が始まりませんから、患者さんは助かりません。日本では119番通報すれば良いので、是非行ってください。迷っているうちに死んでしまうかも知れません。これを早くするかしないかだけで生存率に4倍近い差が出ます。
また、よく言われることですが、AED(自動体外除細動器)を持ってきて使ったんだけど、胸骨圧迫心臓マッサージが行われていなかった、、、、、これでも患者さんは助かりません。
だから、これらの行動を鎖のように一緒に行いましょう!と言っているのです。
さて、アメリカ心臓協会(American Heart Assosiation;以下AHA)の最新版ガイドラインである2010年度版では、救命の連鎖の項目が一つ増えて5つになっています。日本ではこのAHAのガイドラインが一番普及していると思われますので、「救命の連鎖は5つになったんですよ〜」と言われることが多いでしょう。
最初の4つは以前と同じです。
・迅速な通報
・迅速な心肺蘇生
・迅速な除細動(AED等の使用)
・迅速な高度救命処置
そこに、心停止後のケアというのが加わりました。詳細は後日、、、、今日は5つになったことだけ覚えておいてください。
がヨーロッパ蘇生協議会European Resuscitation Council;以下ERC)のガイドラインは4つのままです。
ちなみに、ERCのは2005年度版と変わっていません。以前から蘇生後の治療について重要視していたと言うことです(AHAもガイドラインに一つ章を設けていましたから、軽視していた訳ではありませんが)。AHAとERCは仲が悪い(ガイドラインと水着の関係)という噂なので、ERCの人たちは、今更何言ってんだ〜と思っているでしょう。AHAが2010で変わったんですよ〜と言っている「ABCからCAB」も、ERC2005年ガイドラインと一緒です(分かる人だけ分かってください)。
が言っていることは同じです。ERCのガイドラインの最初の輪は、「心停止の予防と迅速な通報」です。AHAのには予防が入っていませんが、ガイドラインには書かれています。ERCの最後の輪は「高度な救命処置と心停止後のケア」であると文章で書かれています。AHAはこれを二つに分けていると言うことで、デザインの違いで、言っていることは同じです。AHAは一つの輪には一つの事という風なんでしょう。AKB48の様なアイドルグループはアメリカでは流行らないかも知れませんね(^^)/。
日本では「4」という字は良くないと言うことで、病院では4階を事務室にしたり、304という部屋はなかったりしていますが、、、、、
何と日本も救命の連鎖は4つです。こちらのPDFファイルの2ページにあります。書籍で売られていますが、それですと16ページです。ERCとAHAのいいとこ取りが日本のガイドラインという噂もありますから、こちらは少ない方が良いという結論になったんでしょうか。
何でだろう〜、何でだろ〜、ななななんでだろ〜♬。
AKB48にもチーム4が出来たから、4という数字にあまり悪いイメージはないんでしょうかね。4コマ漫画とかもありますしね。
救命の連鎖、あるいは救命の鎖という言葉があります。こんな画像を見たことがあると思います。
救命のためには、色々な行動がきちんと関連を持って行われないとダメなんですよ〜と言うことを示すものです。最初は「救急対応システムに通報」になっていますが、「この人やばいんじゃない??」と思って連絡しないとその後が始まりませんから、患者さんは助かりません。日本では119番通報すれば良いので、是非行ってください。迷っているうちに死んでしまうかも知れません。これを早くするかしないかだけで生存率に4倍近い差が出ます。
また、よく言われることですが、AED(自動体外除細動器)を持ってきて使ったんだけど、胸骨圧迫心臓マッサージが行われていなかった、、、、、これでも患者さんは助かりません。
だから、これらの行動を鎖のように一緒に行いましょう!と言っているのです。
さて、アメリカ心臓協会(American Heart Assosiation;以下AHA)の最新版ガイドラインである2010年度版では、救命の連鎖の項目が一つ増えて5つになっています。日本ではこのAHAのガイドラインが一番普及していると思われますので、「救命の連鎖は5つになったんですよ〜」と言われることが多いでしょう。
最初の4つは以前と同じです。
・迅速な通報
・迅速な心肺蘇生
・迅速な除細動(AED等の使用)
・迅速な高度救命処置
そこに、心停止後のケアというのが加わりました。詳細は後日、、、、今日は5つになったことだけ覚えておいてください。
がヨーロッパ蘇生協議会European Resuscitation Council;以下ERC)のガイドラインは4つのままです。
ちなみに、ERCのは2005年度版と変わっていません。以前から蘇生後の治療について重要視していたと言うことです(AHAもガイドラインに一つ章を設けていましたから、軽視していた訳ではありませんが)。AHAとERCは仲が悪い(ガイドラインと水着の関係)という噂なので、ERCの人たちは、今更何言ってんだ〜と思っているでしょう。AHAが2010で変わったんですよ〜と言っている「ABCからCAB」も、ERC2005年ガイドラインと一緒です(分かる人だけ分かってください)。
が言っていることは同じです。ERCのガイドラインの最初の輪は、「心停止の予防と迅速な通報」です。AHAのには予防が入っていませんが、ガイドラインには書かれています。ERCの最後の輪は「高度な救命処置と心停止後のケア」であると文章で書かれています。AHAはこれを二つに分けていると言うことで、デザインの違いで、言っていることは同じです。AHAは一つの輪には一つの事という風なんでしょう。AKB48の様なアイドルグループはアメリカでは流行らないかも知れませんね(^^)/。
日本では「4」という字は良くないと言うことで、病院では4階を事務室にしたり、304という部屋はなかったりしていますが、、、、、
何と日本も救命の連鎖は4つです。こちらのPDFファイルの2ページにあります。書籍で売られていますが、それですと16ページです。ERCとAHAのいいとこ取りが日本のガイドラインという噂もありますから、こちらは少ない方が良いという結論になったんでしょうか。
何でだろう〜、何でだろ〜、ななななんでだろ〜♬。
AKB48にもチーム4が出来たから、4という数字にあまり悪いイメージはないんでしょうかね。4コマ漫画とかもありますしね。
ERCの「時間を稼ぐ」⇒to buy timeという表現が勉強になりました。
by Hirosuke (2012-03-03 07:37)
Hirosukeさん、コメント&nice!ありがとうございます!
確かにCPRは時間を稼げます。多くの人に実施して頂けるようがんばります!
by Kim (2012-03-04 11:03)