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骨髄輸液路確保後に何mlフラッシュするのか? [CPRの基礎]

 先日の心肺蘇生講習会で骨髄輸液の実習がありました。私は別のブースを担当させて頂いていたので見学出来なかったのですが、日本光電の器具を使いました。

 ACLSプロバイダーコースでは教えないので読んでいませんでした(すみません)が、プロバイダーマニュアルのP.184には、CPR中に骨髄輸液路に薬剤を投与した場合には5−10mlの生理食塩水でフラッシュしなさいと書かれています。知りませんでした、、、、しかし、例えば肘に静脈を確保し、20mlフラッシュすると心臓に到達しやすいのであれば、鎖骨であれば少なくて良さそうですが、脛骨に確保した場合、5−10mlでは足りない気がします。


ACLSプロバイダーマニュアル 日本語版―AHAガイドライン2005準拠

ACLSプロバイダーマニュアル 日本語版―AHAガイドライン2005準拠

  • 作者: American Heart Assoc
  • 出版社/メーカー: シナジー
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 大型本




 確か静脈内投与後の生食フラッシュはたった一つの文献が根拠です。きっと骨髄の方も根拠はそれほどないのでしょうね。

 それから、この骨髄輸液を確保する器具の針は1本13000円もするそうです。もっと安くなると良いですね。
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エコピーマン

何か 微妙ですね(~ペ)ウーン
by エコピーマン (2010-04-22 10:51) 

Kim

エコピーマンさん、コメント&nice!ありがとうございます。

色々な事が経験とか、逸話で成り立っているのでしょうね。

一つ一つ確認して行けたらと思います。

by Kim (2010-04-22 11:56) 

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