乳児の反応は何故足の裏を刺激して確認するのでしょう? [CPRの基礎]
私が読者にさせて頂いているJさんのブログの記事を参考にさせて頂いています。
以前から私も疑問に思っていて、調べようと思っていたのですが、、、、乳児の反応の有無の確認法です。
BLS講習会では、人が倒れていたり、調子が悪そうだったりしたら、反応の有無を確認しましょうと教えられます。「大丈夫ですか?」「分かりますか?」等と声をかけ、肩を軽く揺すったり叩いたりします。返答があったり、体が動いたりすると言う反応があれば、通常心臓は動いていますので安心できます。血圧が測れなくても、「大丈夫です」と患者さんが応えれば、とりあえず慌てなくて大丈夫です。心臓は動いているはずです。動いていないのに話す事は無理です(幽霊だったら困りますが)。
しかし、乳児の場合には、足を一方の手で固定し、反対の手で足の裏を刺激しましょうと教えられます。そんなもんか、、、、と思えばそれですんでしまいますが、何故かと考え出すと、、、
どこで聞いたのか忘れましたが、私は乳児は首がまだすわっていない場合もあり、体を揺すると首に損傷を与える危険があるからだと思ってきました。確かにここには「Check for RESPONSE. To do this, tap the shoulders of the casualty and shout into both ears. Take care not to shake a baby as this could course serious injury.」と書いてあります。「反応の確認:これを行うためには、傷病者の両肩を叩き、両耳に聞こえるように大声で呼びかける。重大な損傷を起こすかも知れないので、赤ちゃんをゆすらないように注意する。」と言う意味でしょうか。
別の事も見つけました。こちらには、「Check Responses Tap baby on the feet they will always react to this touch.」とあります。「反応の確認:赤ちゃんの足を叩く。赤ちゃんはこの刺激に必ず反応するはずである」と言う意味だと思います。
調べて見ると(学生時代に習ったんだと思いますが、忘れています(+_+))、色々な反射があるようです。足引っ込め反射、交差伸展反射、握り反射等です。要するに、足を刺激すると体のどこかが動くはずだと言う事です。
なるほど、、、、、奥が深いです!!
ちなみに、ガイドライン2005、2000共に記載がありませんでした。1992年のガイドラインは持っていたのですが、どこかに行ってしまいました(+_+)。
以前から私も疑問に思っていて、調べようと思っていたのですが、、、、乳児の反応の有無の確認法です。
BLS講習会では、人が倒れていたり、調子が悪そうだったりしたら、反応の有無を確認しましょうと教えられます。「大丈夫ですか?」「分かりますか?」等と声をかけ、肩を軽く揺すったり叩いたりします。返答があったり、体が動いたりすると言う反応があれば、通常心臓は動いていますので安心できます。血圧が測れなくても、「大丈夫です」と患者さんが応えれば、とりあえず慌てなくて大丈夫です。心臓は動いているはずです。動いていないのに話す事は無理です(幽霊だったら困りますが)。
しかし、乳児の場合には、足を一方の手で固定し、反対の手で足の裏を刺激しましょうと教えられます。そんなもんか、、、、と思えばそれですんでしまいますが、何故かと考え出すと、、、
どこで聞いたのか忘れましたが、私は乳児は首がまだすわっていない場合もあり、体を揺すると首に損傷を与える危険があるからだと思ってきました。確かにここには「Check for RESPONSE. To do this, tap the shoulders of the casualty and shout into both ears. Take care not to shake a baby as this could course serious injury.」と書いてあります。「反応の確認:これを行うためには、傷病者の両肩を叩き、両耳に聞こえるように大声で呼びかける。重大な損傷を起こすかも知れないので、赤ちゃんをゆすらないように注意する。」と言う意味でしょうか。
別の事も見つけました。こちらには、「Check Responses Tap baby on the feet they will always react to this touch.」とあります。「反応の確認:赤ちゃんの足を叩く。赤ちゃんはこの刺激に必ず反応するはずである」と言う意味だと思います。
調べて見ると(学生時代に習ったんだと思いますが、忘れています(+_+))、色々な反射があるようです。足引っ込め反射、交差伸展反射、握り反射等です。要するに、足を刺激すると体のどこかが動くはずだと言う事です。
なるほど、、、、、奥が深いです!!
ちなみに、ガイドライン2005、2000共に記載がありませんでした。1992年のガイドラインは持っていたのですが、どこかに行ってしまいました(+_+)。
有り難うございます。大変勉強になりました!
幅広い情報収集力に感心しました。
by J (2009-09-21 14:01)
Jさん、コメントありがとうございます。
昨日は講習会お疲れ様でした。
情報収集と言ってもネットでググるだけです(^.^)。情報源の信頼度はそれほど高くありません。
by Kim (2009-09-21 21:21)
いつも勉強させていただいています。
とくにAKBネタは大切…略
成人の反応の確認について、AHAは両肩を叩くことの根拠を述べているのでしょうか?
よく、片麻痺が…と聞きますが片麻痺があるなら健側があり、話し掛けた時点で反応があるはずですが、意味があるのか疑問です。それを根拠としてコアのように言われている方もいますが、ガイドライン2010には何も触れてないようにおもいます。
もしご存知であれば、教えていただけますか?
by 反応の確認について (2014-05-17 12:08)
反応の確認についてさん、コメントありがとうございました。
調べて見ますが、エビデンスはなさそうですよね。一般的な考えで肩をってことだと思っています。
by Kim (2014-05-17 21:23)
ヨーロッパ蘇生協議会のガイドライン2010も見ましたが、何故反応の確認を肩でするのかについては述べられていませんでした。常識的な行動って事なんでしょうか。
by Kim (2014-05-20 08:10)