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サランラップいろいろ [医学関連]

 現在はキズの治療でサランラップを使っています。ガーゼはダメと言われているのです。毎日病棟や外来でサランラップを使っています。

 今日はお気に入りの看護師さんと仕事だったので、自慢してみました。「サランラップって何でサランラップと言うか知っていますか?」って。知っています、、、、と言われたらちょっとがっかりですが、知らないふりをしてくれました。

 なんと、開発者の奥さん二人の名前なのです。サラさんとアンさんです。日本では宮崎で原料が作られているそうです。面白いです。

 サランラップの歴史は日本で発売している旭化成のホームページに載っています。戦争がなかったらサランラップもなかったかもしれないと思うと色々複雑です。

 噂では、一人暮らしの人が増えたため、コンビニ弁当などで、サランラップ使う人が減ったので、医療で使ってもらおう、、、という事でサランラップ療法が広まったと言う話です。どうなんでしょうかね。

 こんなところでも戦争が医療を発展させているなんて意外です。
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コメント 4

地方の外科医

サランラップが旭化成の商品ということは知っていましたが、サランさんとアンさんのことは知りませんでした。へぇ~ですね。
小生も病棟で術後の創に対してはイソジンやガーゼは使用しておりません。息子の擦り傷もラップ治療で治しました。(^^)

確かに、とても皮肉なことですが、歴史的には、戦争と医学の進歩は切っても切れない関係にありますよね・・・。(+_+)
第一次大戦では出血性ショックの治療、第二次世界大戦では外傷性ショックの治療、朝鮮戦争では急性腎不全の治療、さらに、ベトナム戦争ではショック肺(ARDS)の治療が進歩したそうです。とくに外傷の治療は戦争によって進歩してきた歴史があります。当然といえば当然なのかもしれませんが。
ところで湾岸戦争やイラク戦争では、なにか医学の進歩はあったのでしょうか・・・??
by 地方の外科医 (2008-06-20 01:29) 

Kim

地方の外科医さん、コメントありがとうございます。
そうなんですね。特に外傷の治療は戦争と関係があるんですね。
勉強になりました。
不勉強で知りませんが、きっと湾岸戦争などでも進歩があったんではないでしょうか?調べてみますね。
by Kim (2008-06-20 11:10) 

nozaharu

サラさんとアンさんだったのですか!知らなかったです!自分も今度、お気に入りの看護師さんの前で使います!(笑)

自分も閉鎖湿潤療法を外来でおこなってます。傷がこんなにきれいにしかも、痛くないのは良いですよね。
でも、この治療をするようになってから、研修医の練習縫合が少なくなった気はします。
by nozaharu (2008-06-20 17:34) 

Kim

nozaharuさん、コメントありがとうございます。
是非自慢して下さい。名前の由来って調べると面白いです。
閉鎖療法良いですよね。確かに縫合の機会は減っているかもしれませんが、別の時に機会があるから大丈夫でしょう!
by Kim (2008-06-22 01:08) 

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