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777初の大規模事故 [飛行機について]

 1月18日ロンドンのヒースロー国際空港で、ブリティッシュ・エアウェイズB777が滑走路外に着陸したそうです。亡くなった方はおられないようですが、、、、

 着陸前にエンジンの出力が低下したなど機器の故障が疑われています。

 今までこのトリプルセブンは大きな事故がなかったというのがすごいですが、機器特有の問題でない事を祈るばかりです。

 マイナートラブルはいくつか報告されています。航空評論家の秀島さんのブログにも紹介されていました。彼によれば、この事故はバードストライクが原因ではないかと言う事です。

 不勉強で、この言葉初めて聞きました(+_+)。


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地方の外科医

小生もテレビのニュースで見ました。
双発機でいくら片肺飛行ができるとはいっても、さすがに両方のエンジンが故障すれば、なかなか厳しいですよね・・・。(*_*;

両側いっぺんにバードストライク・・・、考えただけでも怖いですよね。
日本の空港でも、滑走路に鳥を近づけないために、滑走路近くで周期的にドーンという音を鳴らしたり、あるいは、空港内に空砲の猟銃を持った職員を配置したり、いろいろと努力されてますが、なかなかバードストライクはなくならないようです・・・。

ちなみに、長崎空港には、たぬきがたくさんすんでいて、滑走路で飛行機に衝突する事故が起きたりしています・・・。(+_+)
by 地方の外科医 (2008-01-21 01:40) 

Kim

地方の外科医さん、コメントありがとうございます。
たぬきですか、、、、広い場所を人間だけが使うのは許さないと言う事なんでしょうかね。
猟銃を持った職員が空港にいるなんて知りませんでした。教えて頂きありがとうございました。
by Kim (2008-01-21 08:39) 

Kim さん、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
 
早速ですが航空評論家の秀島さんと言う方のおっしゃることは
あまり鵜呑みにされない方が良いでしょう。
 
ブログを何度か拝見しましたが航空機のシステムに関する知識は
かなり不足しており、はっきり言って不勉強だと思います。
 
今時全エンジンが停止したのみで油圧システムが作動しなくなる
旅客機はありません。電動ポンプによるバックアップがありますから。
くだんの自称航空評論家が過去に客室乗務員として乗務していた
とするDC-10にももちろんありましたよ。^ ^
 
なお、最終進入経路上で車輪を出したあとに全エンジンが停止すると
滑走路まで届かなくなる可能性が高いです。
 
by (2008-01-24 00:02) 

Kim

むうんさん、コメント&nice!ありがとうございます。
詳しい解説もありがとうございます。着陸する時にはエンジンの出力はあまりいらないと思っていた(坂道下っているので)のですが、びっくりでした。
ギアの抵抗が結構あるんですかね。
by Kim (2008-01-24 07:28) 

さすが kim さん、おっしゃるとおりです。^ ^
 
確かに着陸時には余り推力を使っていません。ただ、それでも3度の
進入角を維持するためには離陸時の最大出力の半分強が必要です。
 
それから、ランディング・ギアはかなり抵抗が大きいです。
以前、全エンジン停止状態での着陸をシミュレーターで体験したことが
ありますが、ランディング・ギアを出すと急激に機体が沈みはじめます。
 
by (2008-01-24 14:22) 

Kim

 むうんさん、コメントありがとうございます。それから先ほどは忘れましたが、こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

 離陸時の半分の推力って、、、結構な力ですよね。そうなんですか、、、、以前767の燃料が無くなって、グライダーみたいに着陸させたアメリカの機長の話をテレビで見ましたが、抵抗が大きいからギアを出していなかったんですね!すごい判断です。
 御巣鷹山に墜落した123便の録音を聞いた事がありますが、高度を下げるためにギアを出していましたね。

 シミュレーター良いですね!私もやってみたいです。
 ちなみに、プレステソフトのjetでGo!というのは、JAL監修のソフトですが、着陸時にエンジン出力をゼロにしないと速度オーバーになっちゃいます。私のやり方がまずいんでしょうか??
by Kim (2008-01-24 15:02) 

私はそのソフトを試した事がないので何とも言えませんが、通常
ジェット旅客機では着陸前にオート・ブレーキとオート・スポイラーを
アーム(セット)しておきます。
 
すると別の記事へのコメントでも書いたように、接地するとまずグランド・
スポイラーが作動し、続いてスラスト・レバーを操作することによって
リバース・スラスト(逆噴射)を開始します。
 
一方、オート・ブレーキは予めセットした減速率で減速するように
自動的に車輪のブレーキをコントロールします。
 
オート・ブレーキは着陸直後の高速時はスラスト・リバーサーによる減速
が大きいのであまり車輪ブレーキを使いません。機体の速度が低下して
くるとスラスト・リバーサーによる減速効果が薄れるので、予めセットした
減速率に足りない分車輪ブレーキを次第に強くするように働きます。
 
その後、目指す誘導路に入るようにオート・ブレーキを解除してパイロット
が速度をコントロールします。
 
これが一連の流れですが、スラストは接地した時にアイドルになっていな
ければその時点で確実にアイドルにします。その後機首が下がってくる
のを確認した上で(飛行機によっては前輪が接地してから)リバース・
スラストをかけます。
 
着陸距離が伸びる原因は、進入角が適切でない場合や接地した時の
速度が過大な場合、そして適切な操作で速やかにリバース・スラストを
かけなかった場合などです。
 
車輪のブレーキは予めオート・ブレーキをセットしていない場合には
自分で操作しますが、先程も述べたように特に短い滑走路の場合を
除いては接地直後からかける必要はありません。概ね80Kt程度から
徐々に使えば良いでしょう。
 
最もゲームでは難易度を上げるために実際の飛行機よりも難しく設定
してある場合もあるので、止まり切れないのであれば最初から最大限
ブレーキを使用してみるのも良いかもしれません。
 
by (2008-01-24 21:24) 

もう一点、着陸時の速度についてですが、通常のジェット旅客機では
高度 1,500ft (遅くとも1,000ft) までに着陸形態にして、高度 1,000ft
以降はターゲット速度を維持するようにして機体を安定させます。
 
この速度は滑走路末端を通過するまで維持します。この時気流が安定
していれば、スラストも大きな増減の必要は無いはずです。
 
このように安定した進入ができていれば所望の接地範囲に正常な速度で
着陸できるはずです。試してみてください。^ ^
 
これで上手く行くと良いのですが・・・ゲームだとどうなのかな・・・(・_・?)
  
by (2008-01-24 21:42) 

Kim

 むうんさん、詳しいコメントありがとうございます。

 詳しく解説して頂いたのですが、「JetでGO!」はそんなに難しいゲームではありません。ごめんなさい。空港に着陸する時に、だんだん速度が上がるので、ブレーキをかけないとどんどん速度が上がります。ブレーキはボタンで行う(専用のコントローラーを買えば良いのかも知れませんが)ので、微調整はききません。速度が上がると、速すぎると音声で警告があります。採点モードだと原点です(^.^)。本物は、機首を上げると減速し、エンジン出力で高度を調整すると聞いているのですが、このゲームでそれをやるとめちゃくちゃになってしまいます(^^ゞ。
 ちなみに、滑走路で止まれないと言う事はありません。超強力ブレーキです(+_+)。

 「パイロットになろう2」というのは、もっと難しいので、教えて頂いた事役に立ちそうです。この週末やってみます。
by Kim (2008-01-24 22:18) 

昔PS-2で「エース・コンバット」だか「エア・フォース・デルタ」だか
と言うゲームソフトがあって、こちらは戦闘機ですが着陸時の細かい
姿勢やパワーのコントロールがジェット旅客機に大変良く似ていて
面白かったです。
 
本来は空中戦やアクロバット飛行を楽しむソフトのようでしたが
着陸時の微妙な感じが上手く再現されていて感心したものです。^ ^
 
by (2008-01-25 00:00) 

Kim

むうんさん、コメントありがとうございます。
そのソフト是非購入してやってみます!
by Kim (2008-01-25 07:10) 

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