気管挿管チューブが燃えて気道熱傷 [医学関連]
以前、気管切開チューブの近くで電気メスを使うと危険であると言う記事を書きました。
今度は普通の気管挿管チューブでもです。
気管切開の手術は、通常気管挿管が長くなる時に行います。最初から気管切開を行う事はあまりありません。肺炎とか呼吸不全とか、重症になってしまい、気管挿管を行い、人工呼吸を行っているのだが、人工呼吸器を外せそうにないと言うような時に行います。
よって気管切開の手術を行う場合には、気管の中に気管チューブが入っている事がほとんどです。気管切開は字の通り、気管を切ります。もちろんその前に首ののど仏の下の皮膚やその他の組織を切ってから気管に到達します。首や顔面などは血流の豊富な所で結構出血します。血を余り出さないで行うためには電気メスが必要です。
電気メスはどういう原理か分かりませんが、電気メスの先(かその先が当たっている皮膚?)から火花が出る事があります。その時には出力を弱くすれば良いのですが、気管切開の手術で最初に火花が飛んだ場合には、チューブが燃えてしまうのでしょう。出力は弱めで、、、、、行うべきでしょう。
しかし、以前の記事に書いたように、救急医学会が注意を発表していますので、気管切開の時には電気メスを使わないようにするしかないでしょうね。
使わないといけない場合には、以前の記事でnozakojiさんがコメントして下さっているように、燃えないタイプの物をつかわないといけませんね。
しかし、現場で気管切開を行っている人間にしてみれば、そんな、、、、、俺経験した事ないぞ、、、、、と言う感じですよね。
今度は普通の気管挿管チューブでもです。
気管切開の手術は、通常気管挿管が長くなる時に行います。最初から気管切開を行う事はあまりありません。肺炎とか呼吸不全とか、重症になってしまい、気管挿管を行い、人工呼吸を行っているのだが、人工呼吸器を外せそうにないと言うような時に行います。
よって気管切開の手術を行う場合には、気管の中に気管チューブが入っている事がほとんどです。気管切開は字の通り、気管を切ります。もちろんその前に首ののど仏の下の皮膚やその他の組織を切ってから気管に到達します。首や顔面などは血流の豊富な所で結構出血します。血を余り出さないで行うためには電気メスが必要です。
電気メスはどういう原理か分かりませんが、電気メスの先(かその先が当たっている皮膚?)から火花が出る事があります。その時には出力を弱くすれば良いのですが、気管切開の手術で最初に火花が飛んだ場合には、チューブが燃えてしまうのでしょう。出力は弱めで、、、、、行うべきでしょう。
しかし、以前の記事に書いたように、救急医学会が注意を発表していますので、気管切開の時には電気メスを使わないようにするしかないでしょうね。
使わないといけない場合には、以前の記事でnozakojiさんがコメントして下さっているように、燃えないタイプの物をつかわないといけませんね。
しかし、現場で気管切開を行っている人間にしてみれば、そんな、、、、、俺経験した事ないぞ、、、、、と言う感じですよね。
サクシンとサクシゾン並の驚きニュースだと思いました。
そう言えば、医龍でも電気メスの出力上げすぎてスゴイ感じになっていました。
原作のDrコトー診療所の方でも手術中に…
ここから先は、自分の目で確かめてみて下さい。スゴいです。
by shiraisi (2009-10-28 23:35)
shiraisiさん、コメントありがとうございます。
確かにインパクトは大きなニュースですね。
しかし、電気メスを使わないで気管切開を行うのは、、、、術後出血も怖いです。
by Kim (2009-10-29 08:36)