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急変時の対応 [CPRの基礎]

 心肺蘇生の講習会では、Primary ABCDと言うのを教えています。患者さんがどうもおかしい、あるいは急変したと思われる場合、Primary ABCDを行いましょう!と言うのです。

 Primaryと言うのは次があっての初期と言う意味らしいです。プライマリケアと言うのがありますが、高度な診療が次に来る事を想定して行う初期診療と言う訳です。

 Primary ABCDは、「大丈夫ですか?」と患者さんに声をかけて反応の有無を確かめる事から始めます。ここで患者さんが「はい、大丈夫です」と答えてくれれば、心臓は動いているし、気道は確保されていますし、呼吸もしているでしょうし、脳の大部分の機能は保たれています。よって、すぐ超緊急ではない事が分かります。

 もし反応がなければ、気道(A)、呼吸(B)、心臓が大丈夫か(C)確認し、心肺停止であれば除細動が必要かどうか(D)を判定します。省略しましたが、それぞれのステップで確認をしたの日に、必要な対処をするのが重要です。例えば、呼吸を確認して呼吸がなければ人工呼吸をしなければなりません。

 そして必要ならばSecondary ABCDへ進みます。

 例えば女性とデートをしていたとします。突然のトラブルに遭遇します。例えば突然下痢になり、何度もトイレに行かなければならなくなったとします。

 トイレから戻って来たら、まず行うのはやはりPrimary ABCDです!

 「大丈夫?」と彼女に(女性ならば彼氏に)声をかけます(こっちがかけられるんじゃ?という突っ込みは却下です(^o^))。「うん、大丈夫」と答えてくれれば一安心です。突然帰ったり、もう会いたくない!と言われたりする超緊急事態ではありません。

 もし声をかけても反応がなければ、、、、

 約1ヶ月考えましたが、、、、思いつきませんでした(+_+)。オチがなくてすみません。

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yangt3

もし声をかけても反応がなければ
あきらめてさっさと帰宅して仕切り直し
あとから電話やメールで、ごめんねと伝える.
もしくはヘルプを呼ぶ...
うーん、あまり妙案はありませんね(笑)

by yangt3 (2009-04-17 21:28) 

Kim

yangt3さん、コメントありがとうございます。

少しずつ考えて行きましょう!!

by Kim (2009-04-18 06:15) 

moto-tclinic

蘇生するかどうかは解りませんが(何が?)、まずはmouth to mouthではありませんか?
てか、男女関係でもそういえばABCDって順に言いますね(昔は。今でもいうのか?)
男女関係のABCDのprimaryとsecondary考えるのもちょっと面白いような・・って、50才になった人間が何書いてるんだか。
最近JATECのインストラクターになりました。今年の目標はACLSのインストラクターです(いまタスクで修業中)。50才の手習い、年とっていろんな意味で競争とか無縁になってきて、勉強の楽しさがよくわかります。
ブログ記事楽しみにしております。
by moto-tclinic (2009-04-19 23:34) 

Kim

moto-tclinicさん、コメントありがとうございます。

確かにmouth-to-mouthでしたね。もう少し考えて見ますね!!良いアイディアありがとうございます!!

JATECインストおめでとうございます。JATECはどんどん広めないと行けないものだと思いますが、まだまだですよね、、、、私はプレインストになって3年ぐらい??たっています。もう期限切れだと思いますが、メールは頂いているので情報だけは見せて頂いています。

ACLSはオヤジギャグ?使い放題ですから、今から鍛えておいた方が良いかも知れませんね(^.^)。どこかでお会いする事があるかも知れませんね。これからもよろしくお願いいたします。


by Kim (2009-04-20 07:55) 

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