大気圧を水銀で測定したトリチェリさんはエバンゲリオンのファン？

　今回のお話は医学的なまじめな話ではありませんので、合コン医学会のカテゴリーにしました。自由に会食が出来るようになったら是非使ってみてください。

　トリチェリという人をご存じですか？こちらのWikipediaをご覧ください。エヴァンジェリスタってなんか、エバンゲリオンのファンみたいで良いと思いませんか？

　話はそれだけです。すみません。よって、合コンで使っても、「は？エバンゲリオンって何？」と言われたり、話が一瞬で終わってしまう可能性もあります。科学や歴史に興味があり、エバンゲリオンも好きな人がいたら超盛り上がりそうですが、かなりまれな事象でしょうか。

　圧力の単位としてmmHg（ミリメートル水銀柱）とかtorr（最初は大文字でなく小文字だそうです）と言う単位は、定義の異なる単位だと聞いていましたが、現在の日本の定義は1気圧の760分の1で同じなんだそうです。しかし、世界的にはPa（パスカル）を用いるように推奨されているそうで、英語の文献などを見ると、PaO2　10kPaとか書かれている物があります。いったい何mmHgやねん！と思ってしまいますが、1kPa＝7.5mmHg＝7.5torrのようですので、PaO2　75torrと変換してください。たぶん私たちが生きている間はtorrで問題ないと思います。新人の人にはkPaを教えておいた方が良いかも知れませんね。天気予報もmbar（ミリバール）だったですが、もうヘクトパスカルが定着しましたね。

　血液ガスの世界ではPaでないなら、torrを用いてもよいとされているようです。よかった！

　それにしても、深さが10m以上の井戸から水を吸い上げられないことから大気圧を水銀で測定したと言うトリチェリという人はすごいなと思いました。私もぼやぼやしていないで何か分からないことがあったら研究してみよう、、、、、、知らんけど。