「アルコール依存症の患者さんがCPA=マグネシウム」はだめ? [CPRの基礎]
先日出されたガイドラインのアップデートの続きです。
私の記憶が確かなら、以前から蘇生の講習会では、「公園で倒れていた住所不定の方です」「アルコール依存症の患者さんです」というようなシナリオの場合、マグネゾール(マグネシウムの静注製剤)などを抗不整脈薬として投与すると言う事がされていました。
しかし、最近はその効果に疑問が投げかけられていたようですね。そして、最新の推奨では、マグネシウムはトルサデポアンにのみ使用するという事のようです。
新しい推奨は以下の通りです。
成人患者の心停止に対してマグネシウムのルーチン使用は推奨されない(クラスIII:利益なし,LOE C-LD)。
トルサードドポワント(QT延長に関連する多形性VT)に対しては、マグネシウムの使用を考慮してもよい(クラスIIb,LOE C-LD)。
クラスIIIはほぼやってはいけないというような事柄です。「ルーチンに」と言うのがいつものくせ者ですが、、、、、、よって、そのようなシナリオを出したい場合には、波形をTdPにする必要があるでしょうね!
私の記憶が確かなら、以前から蘇生の講習会では、「公園で倒れていた住所不定の方です」「アルコール依存症の患者さんです」というようなシナリオの場合、マグネゾール(マグネシウムの静注製剤)などを抗不整脈薬として投与すると言う事がされていました。
しかし、最近はその効果に疑問が投げかけられていたようですね。そして、最新の推奨では、マグネシウムはトルサデポアンにのみ使用するという事のようです。
新しい推奨は以下の通りです。
成人患者の心停止に対してマグネシウムのルーチン使用は推奨されない(クラスIII:利益なし,LOE C-LD)。
トルサードドポワント(QT延長に関連する多形性VT)に対しては、マグネシウムの使用を考慮してもよい(クラスIIb,LOE C-LD)。
クラスIIIはほぼやってはいけないというような事柄です。「ルーチンに」と言うのがいつものくせ者ですが、、、、、、よって、そのようなシナリオを出したい場合には、波形をTdPにする必要があるでしょうね!
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