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死腔について [AKB関連]

 みいちゃん 「前々回の記事で、死腔についてのお話しが出ました。今日は死腔について勉強します。」
 ゆきりん 「死んだ腔ってどんなものなの?」
 まゆゆ 「人間は通常10ml/kg程度の呼吸をしています。そのうち死腔は2ml/kgです。」
 こじはる 「つまり死腔じゃない部分は8ml/kgってこと?」
 まゆゆ 「そのとーり!児玉清です!」
 さっしー 「似てないかも知れない、、、、、」
 みいちゃん 「死腔とは、換気に際し、有効なガス交換に関わっていない部分のことで、口の中とか気管、気管支などが含まれます!」
 あきちゃ 「全然分かんないんですけど、、、、、」
 みいちゃん 「つまり私たちAKB48で言えば、研究生みたいなもの。」
 あきちゃ 「もっと分からないんですけど、、、、」
 たかみな 「今例えば体重50kgの人がいます。一回換気量は500ml程度です。じゃあ、あきちゃの肺に今500ml入れます。肺胞にまで達する空気は約400mlです。100mlは口や気管の中です。あきちゃ、息はいて。」
 あきちゃ 「ふう〜」
 たかみな 「ありがとう!最初に出てくる100mlは二酸化炭素を含んでいません。だって肺胞まで行ってないから、外にある空気と一緒です。また500mlの息を吸います。やっぱり100mlは肺胞まで辿り着けません。」
 あきちゃ 「分かったような、分からないような、、、、、、」
 みいちゃん 「だから前々回の記事で、死腔の分の換気しか出来ていないというのは、有効な換気になっていないと言うことです。」
 ゆいはん 「人工呼吸中の患者さんでは、人工呼吸器のチューブが膨らんだりすることで死腔が増えたりすることもあるそうです。」
 さえ 「なるほど、お客さんが増えるのは良いことだけど、死腔が増えるのは良くないことなんだね。」

 マリコ様 「突然ですが、質問です!人工呼吸中の患者さんで換気量を増やしたい場合、一回換気量を増やすのか、換気回数を増やすのか?どっちが有効でしょう?」
 こりす 「それって私たちの公演と同じ?だとすると、AKB48劇場は入れるお客さんの数が決まっているから回数を増やすしかないけど、みんな忙しいしね、、、、、」
 みいちゃん 「人工呼吸器は私たちみたいに制限はないからどっちもやれます!」
 こじはる 「それは私が答えましょう。私だって計算できるんだよ!!今一回換気量400ml、10/分の患者さんがいます。4リットル/分の換気量です。これを5リットルに上げましょう!」
 まゆゆ 「1回換気量を500にするか、1分間に12.5回にするかどちらかですね。」
 こじはる 「1回換気量を500にすると、死腔は変わらないから、実際の換気量は400×10つまり4リットル/分になります。1分間の換気回数を12.5回にすると、実際の換気量は300かける12.5つまり375mlで、換気量を増やした方が増えますね。」
 まゆゆ 「う〜ん、これは知りませんでした!」
 みいちゃん 「換気を増やす時には回数より量を!と言うことですね。私たちも見習います!」
 さえ 「換気を増やすことで気道内圧が高くなりすぎる時には、仕方ないので回数を増やすことになりますが、喘息などで回数を増やせない場合もあります。色々なことがあって困りますね!」

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